当社は、GE製の風車(GE1.5)を中心とした風力発電機の保守及び24H監視を15年以上実施し、その間、各社の風車の保守も行い、現在では既設において、10社以上の風車に対応が可能となっております。故障解析・データ解析による独自の改善を積み重ねるとともに、欧米の経験と最新技術を取り入れた点検保守プログラム、部品調達先の多様化及びメーカーとの直取引による部品コスト低減、最適部品ストックによる停止時間極小化を図ります。新設の大型風車におきましても、メーカー・機種によってはメーカーと協力しての保守を実施していきます。
定期点検、突発故障に対応。
SCADAのデーターを解析することにより、エラー・状態解析及びCMS・検査(内視鏡検査、非破壊検査:PT、MT、UT、振動解析等)等による予防保全及び改善提案を実施しております。
CMSについてはONYX Insight社のeco-CMS( コンディションモニターシステム(状態監視装置))を導入し、風車の損傷状況を解析することや同社のメインベアリングのフラッシング装置により汚れたグリースを新しいグリースに交換することでメインベアリング内部の損傷を軽減・延命化する改善提案も実施しております。
さらに、コンバーターパーツの代替品であるZOPF製風力発電機コンバーターパーツを使用することによるコスト低減提案もしております。
メインベアリングフラッシング後の振動比較
エラー・状態解析フローチャート